労働節どこに行こう?⇒控えた方が良いかも

▲数年前に出かけた、雲南省・香格里拉(シャングリラ)。ここはよかったです!


こんにちは、中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
当サイト( https://www.gentlecorp.com/ )の運営担当者です。

医療関係者ではないので、わかりませんが、少なくとも中国国内はCOVID-19が落ち着いてきたように見えます。

今年の労働節は奇跡の5連休!ということで、どこかに出かけたい方、多いと思います。
ですが、在中外国人の我々(この記事は在中邦人向けです)は控えた方が良いかなと思います。

理由は下記の通りです。


■今、我々が中国国内にいるのはイレギュラー状態
去る3/28から、中国はあくまで防疫上の観点から、原則すべての外国人に対し、入国拒否しています。
既報の通りですが、海外からの航空便も大幅に減便しております。

今現在居留している外国人は、入国拒否を発動する前から居た人たち、ということになります。
ですので、本来居ないはずの外国人なので、ある意味イレギュラー状態です。


■観光地の多くは事前予約制
経済活動を活性化させるため、地方政府は「旅行してもいいよ、なるべく自分が住んでいる省内で」と言っています。
そのために例えば福建省の福州-アモイ(廈門)の間では高速鉄道のチケットを値引きする等、活性化策をとっています。

ただし、それで感染爆発しては意味がないので、人が殺到する景勝地に関しては、未だ休業もしくは、事前にオンラインで予約をして、人数制限を設けます、などの対策をしています。

ここがポイントです。

多くの景勝地は、「18ケタの中国身分証明証」が無いと予約できないので、外国人の我々には予約ができません。
窓口に行くことになりますが、一部の観光地では、外国人にはPCR検査の結果も求める、となっています(安徽省の崋山など)。
https://www.gentlecorp.com/blog/16754

■多くの中国人はそんなことを知らない
一般の中国人は、我々外国人が居ることを想定していません。
上海・北京など外国人が多い土地ならばともかく、せっかくの中国滞在中、旅行で行ってみたい!と候補に挙がるような場所は田舎にあることも少なくないです。

私の予想する最悪のパターンは以下の通りです。

①窓口に行く

②観光地の係員は、外国人が来るとは思っていないので対応できない

③まだまだ防疫期間中なので、おそらく観光地には公安がいる

④公安が来て、色々聞かれるも、末端の公安まで細かい事情が伝わっているわけではない

⑤よくわからないから帰ってくれる?or悪いけど署にいけば偉い人が話わかるかも知れないから署に来てくれる?とパトカーに乗せられる

⑥周りの観光客に写真を撮られ、SNSにアップされる…涙


■宿もPCR検査を求めてきたりします
C-TRIP等で予約ができても、ホテルの判断でPCR検査を出してください、等言われることもあるかもしれません。
何とか泊まるところは見つかると思いますが、宿探しに奔走しなければならなくなるかも。

■別に悪気があるわけではない
窓口で拒否されようと、公安が来ようと、みなさん別に悪気があるわけではなく、単に健康で楽しく旅客に過ごしてもらうための方策です。
もちろん、有効な居留許可持ちの我々が、罰せられたりも無いと思います。

でも、(取り調べられたりして)嫌な気持ちにはなるかも知れません…。
そして、取り調べられたら、その記録は残ってしまいます…。

■自宅で遊ぼうw
個人的には本国(日本)にいる家族や友人が苦しい状況なので、自分だけ出かける気にならないというのもあり、家に居ようと思います。
寝ていて評価されるのは、後にも先にも2020年だけだと思います。
三年寝太郎になったと思って引き続き、眠りこけたいと思います。

コロナコロナで本当、滅入りますから、お出かけしたいものですが…。


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