若者の就職難は本当だろうか?


 
中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
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【最近若者の就職難と聞きますが】と、よく聞かれます。
 
就職難だし、そうでもない、というのが人材会社で仕事をしていての感想です。
いちばんは、候補者側の希望と、企業側の求人ニーズが合って無いことです。
勿論、我々のような人材会社は人と企業がうまく結びつくように、その候補者様のパーソナリティや志向性、企業様の求める人物像に合わせてマッチングを行っています。
 
 
●ある程度のラインを超えたら評価は一緒になってしまう
大専(専門学校・短大相当)、本科(学部)、研究生(修士以上)と学歴の区分がありますが、例えば大専以上という用件で募集している会社様については、修士でも、大専でも、学歴に関する評価はあまり変わらないことが多いです(学歴が高いからと言って給与が増えることは無い)。
 
語学に関しても同様で、日本語能力検定1級(一番上)やHSK6を取っていても、募集要件がN2/HSK5レベルであり、メールやチャット、社内交流がメインで、そこまで高い語学力を必要としていない場合、すごく流暢にしゃべれたところで、褒められはしても、給与が増えないことが多いです。
 
●じゃあ、働かない
とはいえ、若い転職希望者本人は努力して高い学歴や能力を身につけていて、あまり安売りしたくない側面があります。企業側も一人の新入社員の為に、大きく前例を変えることはしづらい。なので、お互い納得できるまでじっくりと探すという判断をする方、企業が多いです。
 
●なので必ずしも就職難というわけではない

需要があり、供給もあるのに、うまくフィットしない為、なかなか就職できない・採用できないというのは労使双方に見られる現象ですが、失業率、統計は、あくまで無業状態をカウントするため、数字の上では大きく見えても、実際はその通りでは無いのでは、というのが人材会社の実感です。
 

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