最近の上海邦人社会雑感(22年11月)


 
中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
当サイト( https://www.gentlecorp.com/ )の運営担当者です。

最近の上海邦人社会、あまり明るい話題がありません。
やはり春の大規模封鎖から断続的に続くプチ封鎖。自分が気を付けていても、いつ喰らうか、それは運次第。

他の都市でもそれは同様であり、出張や旅行にも行きづらい雰囲があるし、疲れている人も多いんじゃないでしょうか?
 
人材会社として、「上海いいですよ(業務経験的に得るもの多いですよ)」とは言えても、
「(生活が、余暇が)楽しいですよ」とはチョット言いづらいです。

 
それでも、仕事の充実や人間関係の充実は海外ならではのところもあるので、私たちは、嘘偽りなく、上海勤務をおススメしています。

どうにもならない
封鎖を嘆いても、もっともっとはるか上の大きなところで決まることなので、まあ、どうにもならない、というのが正直なところ。
ただ、数年前のようなキラキラした感じが、最近乏しいような気もします。
 
それでも、やる人は、やる
去年から今年にかけて、それでも日本から来る人は来るんですよね。
また、僕の周りにも数名、中国人と結婚した方や、会社を辞めて起業する(した)人もいました。

 
上は上、下は下、政治と経済は別。というところでしょうか。
 
今が過渡期の気がする

一方で、中国赴任の任が解かれ、帰国する人は毎年いらっしゃいますが、一方で、自営をやっていたけど店や会社を畳んで帰国する人も、よく見聞きします。

10年以上中国に居て、配偶者が中国人でお子さんも居て、「永住ですよね?」なんて話していた人が帰国するケースも、例年に増して聞きます。
 
つまり、いまは、大きな過渡期なのだろうな、という感じがとてもします。
過渡期というのは大体10年に1回来るイメージです。今回の2020年代前半の過渡期は、更に大きな渦のような、感じです。鳴門の渦潮というか。

そういえば確かに弊社のような人材会社も、2010年代の頭にあった会社は、大体無くなったような感じです(名前を聞かなくなったし、HPも閉鎖されていることが多い)。
 
万物は流転して、段々プレイヤーが入れ替わっていく…、そしてまたその時代に合わせたスタイルを取れる企業ないしは人が残り…。
最近はそんな感じがしています。

 
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