中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
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上海に10年いた先輩が日本に活動拠点を移すことになり、完全帰国しました。
普段連絡はとるような関係ではないのですが、単純に寂しいものです。
 
●10年経つと自分はともかく周りが変わる
10年ってやはり、重く・長い時間だと思います。

自分自身は「三つ子の魂、百まで。」というか…、
多くの方が「大人になっても自分はあまり変わっていない」という感覚を持ちますが、周りが大きく変わります。
 
自分も魂や志向性、趣味などは変わらないものの、身体の老化は、10年も経つとなんかしら感じるものです。
 
ですが、環境の変化が最も大きいです。

例えば、日本にいる親の老化は顕著に感じる方が多いでしょう。
中国に来て仕事を始めたころは独身だったけど、結婚して配偶者や子供ができたりする方もいます。
家庭を持つと考え方が大きく変わるようです。
 
市況の変化も大きいです。
今、2022年ですから10年前…2012年といえば、結構昔です。
2012年なんて、まだQQの時代でしたから。
 
●いったん母国に戻るのは大いにアリ
ここ（中国）に居れば、我々（日本人）は、外国人です。
外国生活のフィルターを通して母国を見てみると、また違ったものがたくさん見えます。
 
2020年以降は、コロナで、日中間の往来は気軽に・頻繁にできなくなりましたけど、元々は、物理的には近い国です。
経済的な結びつきは元々大きいです。
 
いったん日本に戻って、新しい角度から中国を見るのは全然アリですね。
日本人が母国に戻れば、煩わしいビザなどの問題もなくなります。
 
●戻って何をするか
5~10年程度いた方は、中国語もある程度堪能になってるし、中国事情、特に仕事で関わっていた分野はちょっとした専門家になっています。
日本に戻ってからは中国関連のビジネスをする会社に入ったり、日本起点で新しいビジネスを立ち上げたり、海外生活を活かした情報発信や伝道師的な活動をしたりと様々です。
 
元来の資質がエネルギッシュな方が多いので、日本に戻っても精力的なはずです。
 
今回、日本にステージを移すことにした先輩もきっとそう。応援しています。
 
 
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