中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
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上海都市封鎖になって55日目。
都市封鎖関連の記事は他でもたくさんありますので、弊社は人材屋さんとして人材関係の記事を書きます。
●外国人社員と現地社員は平等ではない
中国での記事なので、主に日本人と中国人と考えて下さい。
日本人が中国で働く職場の多くは、少数の日本人と大多数の中国人で成り立っています。
日本人は少数派であり、貴重な(目立つ)存在でもあります。
経営側からみれば、少数派には特別な仕事をしてもらいたく、中国人と同じ仕事を任せるという考えはあまりありません。
実際、
給与が高めに設定されていることが多いです。
なので、
経営側の立場で言えば「中国人と同じ仕事じゃ困る」となります。
●まず、ビザがめんどくさい外国人社員を雇うには、ビザが必要です。
この申請、誤解なく言えば、
めんどくさいです。
ビザなしで外国人が働くのは違法ですから、内定が決まってからビザ申請、ビザが取れて出社まで、結構時間がかかります。
中国人社員と比べて、「明日から来て」なんてことはできないのです。
採用から出社まで時間がかかる以上、企業側の期待値は、低くありません。
●給与が高め
中国、特に上海などの一線都市は物価が高く、外国人に元気に働いてもらうには、現地の水準と比べて、それなりに高給を払わないと人が来てくれません。給与が高い分、会社側からすれば
「コストが高い社員」になります。
社会保険は抜きにして、日本人一般社員にかかるコストと、中国人マネージャーにかかるコストが同じくらいなんてこともあります。
日本だったら、一般社員と課長が同じなんてことはありませんよね。
故に、
「あなたじゃなければできないことをやって」となります。
そして、中国人社員も、「あの人は外国人だし慣れない中国で仕事するのはきっと大変なはずだし、私たちにはできない仕事をするから、多少自分たちより給料が高いのね」と分かっています。
●日本人社員は立場を意識するとうまくいく
「社内では少数派で、自分は他の人にできない仕事をするために呼ばれた」
と思うようにすれば、自尊心が高まり、いい仕事ができると思います。
この立場を意識し、前向きに取り組むことで、社内外から一目置かれる存在になりたいものです。わたしもそうありたい。
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