上海日本人就職状況(日本からの転職希望、日本国籍者)★2021年まとめ★

こんにちは、中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
当サイト( https://www.gentlecorp.com/ )の運営担当者です。
 
2021年は、そろそろ終わりですね。
 
弊社が仲介し、仕事を決めていただいた日本国籍者が、12月初旬に上海浦東国際空港に到着しました。
 
いまは隔離ホテル待機中ですが、終わり次第、12月下旬に就職先に入職の予定です。
もう12月も半ばなので、おそらくこの方が今年仲介できる最後の日本国籍者になるかと思います。
 
この状況下でご採用を決めてくださった企業様には、この場でも篤く御礼申し上げます。
また、万難を排して中国へやってきた転職者様たちの活躍並びに実り多き上海生活を心より願っております。

 
■日本からの就職
2020年に続き、引き続き、極めて難しい状況です。
弊社は小規模事業者なので、取り扱っている求人量が大手人材紹介会社と比べて少ないですが、2020年以上に「日本から日本人が受けられる求人」は少ないです。
 
■理由
①コロナ禍でポジションが中国人に変わってしまった
2020年は、そう遠くないうちにコロナ禍も終わるだろう、という感じであり、コロナ終息後を見越して日本からでも応募を受け付け、オンラインで面接をする、という企業もありました。
 
2021年は、まだまだ入国制限等続くだろうという予測で、本来日本人にやってほしかった業務を、日本語が得意な中国人にやってもらったら意外とうまくいった→つまりそのポジションに日本人は必要ないということが分かった。という現象が起きました。
 
②招聘状問題
現在、中国渡航には招聘状が必要です。
 
この招聘状がなかなか出ません。
 
今(2021年12月現在)は比較的、招聘状を取り易いですが、2020年以降、この2年間招聘状が出易い・出辛いを繰り返してきました。
 
手順はだいぶ明確になりましたが、内定を出しても、いつ招聘状をとれるかわからない→いつ入社できるかわからない→その人にためにポジションを空席のままにしておくわけにもいかない→中国人にやってもらおうか→①の状況へ、という感じです。
 
③費用問題
現実的に、招聘状取得後、日本で受けるダブル抗体検査~渡航~隔離(強制隔離)~自主待機の費用に諸経費を全部合算すると、日本円で50~60万円くらいかかります。その費用を誰が持つか?ということになりますが、これは出してくれる会社と出してくれない会社があります。
 
■結局どういう人が就職まで行けるのか
①中国人に負けない、その日本人だから任せたい業務がある
②急募ではない、最悪その人が数か月来られなくても業務は回るが、来てくれたらもっと良いor来てくれたら状況はよりよくなることが期待できる、予想できる
③(①②をクリアしているので)費用を会社で全部or一部もってあげてでも来てほしい
 
という感じです。
 
■中国経験が浅い人が中国へ就職するのはかなり難しい
候補者側の立場になって考えてみると、中国経験が浅いから・付けたいから、中国で就職を志している方は少なくないのです。
 
書いている私自身、現地採用経験がありますし、右も左も、ニーハオもわからない状態からスタートした中国生活なので、気持ちは痛いほどわかります。
渡航がノーチャンスのまま2年近く過ぎてしまった方もいると思います。
 
一方で、企業側の「いつ来られるかわからない人のために、ずっと待てと言いますか?」という気持ちもわかります。業務は止まりません。
 
中立者(人材会社)としては、双方のお考えをよく理解できるだけに、そして人材会社の努力で改善できないウィルスの話なので、難しいですね。
 
ですが、状況は刻一刻と変化しますので、ご相談等いつでも伺います。
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