苦しい時は旅(趣味)と思いこむ

こんにちは、中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
当サイト( https://www.gentlecorp.com/ )の運営担当者です。

現地採用で仕事をするのは結構大変だと思います。
(人材会社の代表をしていて、こういうこと言うのはどうなのかと思いますが)

①給料がめちゃくちゃ高いわけではない
②なかなか中国人に受け入れられないし、言葉はできるし、こっちは中国が好きなのに、仕事してみると留学中とは全然違うし
③だいたい、日本人だから、ということで採用されたりしているので、業務に詳しくない
④なのに、お客さんはギャンギャン言ってくる(これは当たり前)

などです。嫌なことばっかりです。

■趣味に置き換える
これを書いてる私は一人旅が趣味です。
中国は大体ほぼ全国回ったし、世界中とは言わないけれども、欧州・北米・中東・アジアとあちこち旅してまわりました。

今も休みのたびに時間を見つけては旅行をしています。

なので、わたしは、仕事をしていて苦しいことは全部旅行に置き換えることにしています。

■旅行には期限がある
無期限で旅をする猛者もいますが、普通旅行は期限があります。
1週間後帰るとか、そういうのです。

旅行中って、大まかな予定は決まっていても、細かいことは決まってません。

例えば、1週間の旅程で

・上海in/out
・その間に上海で見てみたいのは〇〇
・あとは蘇州と無錫にも足を延ばしてみたい
・どうせなら蘇州と無錫にも泊まってみたい
・あ、杭州も行ってみようかな

と、こんな感じです。

確実に決定しているのは、上海から1週間後に帰ることだけです。

■旅行中は、思わぬハプニングもある
上海について、街をプラプラしていたら、興味のある博物館があったとします。
事前には知らなかったことで、来てみて初めて気が付いたとします。

そしたら予定は変更です。
上海の滞在を伸ばして、蘇州には行って泊まるけど、無錫は日帰りでいいや。
とかそんな感じです。

あるいは運悪く、スマホを落としてしまって、新しいスマホを買うのに奔走していて、
蘇州に行くどころじゃなくなってしまった、とかもありますね。

スマホ落とすは悪いハプニングですね。アクシデント。
でも別に1週間後帰るのは変わりません。

スマホ落としたら悲しいです。新しいのを買ったら出費もデカいです。
だけど、落としたら予定を切り上げて即帰国とはならないはず。

■旅先のトラブルに学ぶ
スマホを落とすために旅行に行く人がいないように、不快な思いをするために海外就職を志す人もいないでしょう。

やっぱり、旅先で思わぬ博物館を見つけて、ウキウキになるような、良いハプニングを期待していると思います。

しかし、旅行中、時にはイヤなこともあります。

ですが、自分の力で回避可能なトラブルも多いです。

例えば、荷物の管理、バスや電車に乗り遅れないように駅に早めに行く、等。

また、自分のせいではないトラブルだが、リカバリー可能なケースもあります。
ホテルに行ったらシャワーのお湯がでない、虫だらけ、こういうものです。
これは、部屋を変えてもらえばいいので、リカバリー可能です。

一方で、リカバリー不能かつ、自分でコントロールできないものもあります。
例えば、天候ですね。せっかく旅行に来たのに雨ばっかり…というようなものです。


■無理やり置き換える
なので、わたしは海外生活のマインドとしては、基本は旅先でのトラブル経験に照らし合わせることにしています。

①今後、回避可能
②今後、回避不能だがリカバリー可能
③今後、回避不能かつリカバリー不能


の3種類に分けます。③はもうどうしようもないので、起きたら諦めます。

(例)
お客さんや上司に怒られた、不快である
⇒自分の言動がまずかったのでは?失礼だったのでは?と考える、考えて、考えて、絶対おかしいぞ自分は間違っていない、と思えるときは、上司やお客さんも、もしかしたら、朝出るときに奥さんに怒られて気分が悪く、つい部下に八つ当たりしただけかも、と考える。

中国人に(を)受け入れられない
⇒自分の語学力が低いのでは?言いたいことが伝わってないだけでは?と考えてみる。
あるいは、日本的な考えを押し付けていないか?中国的な考えを全面拒否していないか?などを考える

大体のトラブルは、①と②に嵌められます。

■せっかく楽しい旅行なのに
1週間たったら帰る予定の旅行です。
トラブルが起きても、あんまり引きずることなく観光したほうがいいに決まってます。
海外就職も同じで、そのうち日本へ帰国する方が多いと思います。

1個1個のトラブルで嫌になるくらいなら、気持ちを切り替えてエンジョイしたほうが良いはずです。

せっかくの海外生活、せっかくの海外での仕事、楽しく、実り多く過ごすために、トラブルと向き合って、趣味に置き換えてしまえば、たいしたことじゃないって感じになると思います。

しかも、趣味は好きなことなので、割合トラブル対処にも慣れているはずです。



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