こんにちは、中国就職・上海ジェントルの
「かつまた」と申します。
当サイト(
https://www.gentlecorp.com/ )の運営担当者です。
この記事は、昨年Noteで書いた記事ですが、中国からNoteにアクセスするのは、接続が不安定で、イマイチでしたから、Noteはやめました。
なので、加筆修正して再アップです。
留学して中国語を学んでいたころ、言語交換のパートナーがいました。
もう10年も前の話ですが、
初学者で中国語が全然わからない自分には印象的なエピソードなのでよく覚えています。
■言語交換相手を探すサイトで見つけた中国語を早く修得するには、とにかく話しまくるしかありません。
言語パートナーを探すことにしました。
いまはlang8とか、HelloTalkとか、いろいろありますが、当時は、別の留学生に教えて貰ったこのサイトで捜しました。
https://www.jcinfo.net/ja/■日本語を学ぶ大学4年生とパートナーに
日本語学科で学び、日本語で卒論を書いている大学4年生の女性とコンタクトが取れました。
彼女からは、N1(日本語能力検定1級)に受かるための文法添削と卒業論文の添削をしてほしいとのこと。
わたしからはとにかく話す機会が欲しいので相手してほしいという要望で、
双方合意しました。■日本語の論文を見せて貰う
彼女の卒論は、
①まず中国語で書き、②日本語に翻訳し、③修正して、④提出する予定というスタイルでした。
わたしに課せられた任務は③修正して、の部分です。
既に日本語化されたその論文の草案を、わたしがチェックして、文法的におかしな言い回し、特に「てにをは」などを中心に、修正を加えていきます。
ただ、ちょいちょい出てくるのが
「中日」とか
「中日関係」という単語です。
初めは意味が分からず、
「中日ドラゴンズ?」「なんでここで野球の話なんだろう?」と思って原文(中国語)を見てみます。
中日、といえば中日本…つまり名古屋のあたりだし、チューニチといえば、ドラゴンズに決まってる、という先入観があるのです。原文にも、ハッキリと「中日」と書いてあります。
野球の話をしているか…?
なんて思って、よくよく考えてみると、
中国と日本の関係についてのようです。
自国が前に来るのは当たり前で、中国から見れば、中日関係になり、中韓関係になり、中美関係(米国は中国語では美国)になるのです。
日中関係、はあくまで日本側からみた視点であり、中国から見れば、中日関係なのです。
こんな単語ひとつとっても、異なった文化圏に来たのだな、と納得しました。
ちなみに、「中日ドラゴンズって野球チーム知ってる?」と聞いたら、「日本人は野球が好きらしいわね。授業で習ったわ。中国人は野球はあまり興味がない人が多くて、卓球とバスケが好きなの。
で、そのチームは、中国人と日本人の混成チームなの?ドラゴンだし」と返ってきて、その理解の仕方も、そっちの文化から見ればそうなるよね、と愉快な気持ちになりました。
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